60代、おひとりさまのひとり言

日々思ったこと綴ってます

男が一人残るということ、一人で生活すること

我が家の菩提寺の奥さんが亡くなられてご焼香に行ってきました
ご住職様も80歳を過ぎていて
息子さんがお二人いらっしゃるのですが
それぞれに独立されてて跡を継ぐ人はいません


ご住職様はお役所勤めをされてた方で
結婚した時 私の夫の直属の上司でした
在職中は役所と住職と二束わらじで働いていた方でした


奥さんが数年間から体調を崩されてたとは
なんとなく聞いていたんですが


二週間に一度のペースでお墓参りに行ってるんですが
いつも元気に境内を掃除されてたり
ご挨拶するといつも笑顔で話しかけて下さったり
季節の変わり目なんですかねぇ


少し寂しそうなご住職様の背中をみていたら
最近読んだ本を思い出しました

ご住職様は勿論昭和生まれですから 
今の時代の男の人とは違うと思いますが


この本には三人の男の人が出てくるんです
仕事で成果を出せず妊娠を期に妻から専業主婦を提案されてる男、
仕事ができるが妻の流産をきっかけに離婚して適当に遊んでいるが何か寂しい男、
役所勤めでもてたことのないオタクの男の人


それぞれにカラーが違う人間なんですが
『男だから』とか『男は強くいなきゃいけない』とか
『the 男』のプライドを捨てられない男三人が
そのプライド=『たてがみ』と悪戦苦闘していく話です


男の人が一人で生きていく


私もそうですが男も女も一人で生活するには
少なからず多少の覚悟は必要です
それにはプライドも恥も 時には髪振り乱すときもあります
いいじゃないですか かっこ悪くたって
私なんか一人になってから
カッコいいときあったかなって?って思います



季節は春です

なんか庭に可愛い花が出てきましたよ


明日も笑って頑張りましょう!